まぬるねこってなんぞや、というのを先に。モウコヤマネコという別名より、だいたいどこらへんか、は想像できるとおもいますが、中央アジア一帯に生息している野生の猫です。
短足マンチカンと、まるみみスコティッシュと、白くない長毛ペルシャネコを足してでっかくして太らせた感じ?神戸[猫カフェ:Nyanny(ニャニー)]]さんのキララとか、近いかも(ごめりん)。
マヌルネコに会うには国内では動物園になるわけですが、キリンやゾウといったメジャー動物のようにどこの動物園にでも居てるわけではないんです。Wikipediaによると、いまのところ4箇所だけ!?その中に、なんとなんと、慣れ親しんだ「神戸市立王子動物園」がありました。
阪急三宮より2駅大阪よりの「王子動物園」駅すぐのところにあります。王子動物園といえば、実は桜の名所でもあります。なんといっても夜桜が有名ですね。2010年の王子動物園夜桜通り抜けは4月1日~3日、って、今日までじゃん。
王子動物園で花見をしたのは初めてで、丁度ピークを超えた頃、舞い散る桜景色でこんなにきれいだとは
メインの通路をある程度進んで場所を確保。あんまり欲張って奥までいくと、ご飯を食べるには似合わない臭いがあるので適当に。後ろで猿がキャッキャキャッキャ鳴いてました。
手作りお重を広げる家族連れをよそに、こちらコンビニ弁当ですが、何か?園内にはあまり食べるものは売ってないはずなので、ご注意を。あと、最寄り駅から動物園まではすぐなので、その間にコンビニはない。コンビニは駅の反対側にあったかな。
入園料って映画くらいかと思ってたら、600円。安くてびっくりです。自分の前の人も料金表見上げて子供料金だと思ってびっくりしてました。神戸市、ありがとう!ひとまわりするだけなら30分もかからない小さな動物園ですが、陽が傾くまで遊んでました。
中学や高校になると、遊ぶにもお金がかかりますが、大きくなるとすっぽり抜け落ちてしまう動物園という選択肢を、復活させてもらいたいですね。
そういや提示すると無料になった「のびのびパスポート」とか「ココロンカード」とかって、今でもあるのかな。ココロン、はばタンに駆逐されてそう。
で、マヌルネコは、・・・何度も相当粘ったんですが最後まで会えず。(隠れてるらしいので探したけれど、多分奥からでてきてない模様。
ワオキツネザル。ドリームワークスの映画マダガスカルですっかり有名?
猛獣舎は、お昼食べてから行ったせいか、みんな寝てました。そりゃそうだわな。大型ネコ科が6種類もいてます。
カピバラさん。ネズミ目。でっかい。でっかいタワシ。でっかいけどかわいい。トライワークスのカピバラさんがそのまんま居てるよ。
海獣などのプール。
ふれあい広場。タイムスケジュールにてウサギさんいっぱ~い。ふてぶてしいリャマ。目が会うとやられそうです。でもそのスリル(?)も楽しい。
ハンター邸。
外の喧騒から離れて、静まった陰影のある室内。名家の令嬢が似合う時代のちょっとしたタイムスリップを味わえます。ここも桜きれいでした。
外の庭は、お昼より、どっちかというとアフタヌーンティーが似合いそうです。なぜかカップル多し。
リス。
目の前でみられます。運と努力の両方が必要。会えると嬉しい。鳥はいっぱいいるけど。
絶対はずせない、レッサー♪ここでは近くで観られるのです。
でも、いない。昔はもっさもさ尻尾を垂らして2匹仲良く木の上で寝てたんだけどなぁ。あいつらと同じ子?なんにせよ高齢なので奥にひっこんでるようです。しかたないのでおやつタイムをねらって陣取ってました。なかなか現れないレッサーに、痺れを切らして立ち去る人々の中、根気よく待つ。でた~。かわいい。フルーツを貪り食うレッサー。食べ終わったらさっさと立ち去るレッサー。
カバとかサイとか。
近くで見ると、めちゃめちゃデカい。テレビ番組でみるのとはやっぱり伝わる迫力が違います。
だちょう。よくみると、嘴や羽の照りの色が違ってました。証拠写真はない。
パンダ舎は大人気でした。パンダ観るなら白浜アドベンチャーワールドでいいでしょって理由で遠目で。(一応王子動物園の目玉はパンダらしいんですが;中国との契約切れにより、2010年7月以降去就不明。)
背中がおっさんっぽかったです。
コアラ。
コアラってゲコゲコ鳴くんですよ、どこのカエルかという声なわけで、個人的にかわいいイメージ低下してますが、やっぱり観るとかわいいね。毛玉卵。
カメの骨を見ました。マリオのノコノコのつもりで亀の甲羅剥いたら死んじゃいます。知識として知ってたけど、実物みると納得。
動物世界地図。178種類232頭の動物でできた世界地図パズルです。はじめみんなスルーして人いなかったのに、私が一生懸命みてるうちになにやら人だかりに;
ちっちゃいボブキャットとおっきなボブキャット。ではなく、シベリアオオヤマネコ。隣にいるはずのマヌルネコには会えませんでしたが、和ませてくれました。
動物園、10年近く行かない間に、いろいろ変わってました。
昔はそれぞれの種類の動物が檻に入ってて、その前に面白みのない解説があって、ボタンを押すと機械が薀蓄を垂れる、という構成だったのですが、敢えて見えにくくすることで動物がリラックスできるようにしていたり、種の説明だけでなく、固体(ヒトは、ではなく太郎は、といった。)の見分け方や特徴性格があったり、そして「行動展示」が取り入れられていました。昔は猿の檻のなかにロープが張られてた位だったもの。
行動展示は、能力の見世物的披露なのか、できる限りの自然の行動の姿なのか、と展示方法に於いて、似て非なるものを峻別する難しさがありますし、予算以前にアイデアの創出は大変だろうなぁ。楽しかったです。
童心に返らなくても、充分に好奇心を刺激してくれます。大人になった今こそ、単純な、すごーい、わー、という感動の先に見えてくるものがあります。
さぁ、動物園へ行こう!
さっきみつけたマヌル好きさんのブログ、King of Shangri-La
いろんな写真みてたら、この表情が癖になってはまりそうです。
Return(続きを閉じる)・‥…━━━■花見スポット!桜とかネコ科とか。